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・ 急性前立腺炎 [2008-3-11]
概説 尿道から侵入した細菌が、尿道の奥にある前立腺に感染して起こる病気です。前立腺が炎症のために充血して腫れあがります。尿道からの細菌の侵入以外に、体の他の部位の感染症から、細菌が血流にのって前立腺に運ばれきて感染を起こすこともあります。高齢者に起こる前立腺肥大症とは異なり、思春期以降の男性になら年
・ 前立腺肥大症 [2008-3-11]
概説 一般的に男性は年をとってくると、若い頃に比べて尿が出にくくなります。その原因の中で最も多いのが、前立腺肥大症です。前立腺は膀胱のすぐ下にあるクルミぐらいの大きさの臓器で、精嚢(せいのう)と一緒に精液をつくる役目を果たしています。そして、この真ん中を通っているのが尿道です。年をとるにつれて、前立
・ 卵巣ガン(含む良性卵巣腫瘍) [2008-3-11]
概説 卵巣は体の中で、最も色々な種類の腫瘍が発生する臓器です。腫瘍は、その性状から卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ:中身が液体のみ)と充実性腫瘍(細胞が増殖して堅くなっている部分がある)に分類されます。嚢腫は基本的に良性です。漿液(しょうえき)性(中身がさらっとした液体)、ムチン性(中身が粘液)、子宮内膜
・ ポリープ状異型腺筋腫(APAM) [2008-3-11]
概説 この疾患は、日本で認知度が低いことが問題です。すなわち、病名さえ聞いたことがないという婦人科医が多いのです。最近、著者らが日本の学会で啓発しており、その存在が知られつつある段階です。2006年現在も、大病院で、多くは子宮体ガンと誤診されています。 認知度が低いことから、まれな疾患と多くの
・ 不育症 [2008-3-11]
概説 妊娠はするものの流産を繰り返す場合があり、3回以上続く時は習慣性流産といいます。 不育症はこうした習慣性流産も含め妊娠が満期に至るまでに流産、早死産を起こしてしまうことの総称です。定義的にはこうした事態が3回以上続いた時に不育症といいます。 不育症の原因としては、子宮の奇形、子宮頸
・ 妊娠高血圧症候群(旧妊娠中毒症) [2008-3-11]
概説 妊娠20週以降に起こる高血圧、タンパク尿を特徴とする病気です。原因は不明ですが、妊娠の5〜10%に出現し、いまなお母体死亡や周産期死亡の主要な原因の1つであることから、妊婦にとって重要な病気といえます。従来、妊娠中毒症と呼ばれていましたが、日本産科婦人科学会により、2005年4月より「妊娠高血
・ 前置胎盤 [2008-3-11]
概説 前置胎盤とは、胎盤の一部または大部分が子宮下部(子宮峡〈きょう〉)に付着し、内子宮口(ないしきゅうこう)に及ぶものをいいます。子宮口を覆う程度により次の3種類に分類されます(図)。 [1]全前置胎盤(placenta previa totalis):胎盤が内子宮口の全部を塞いでいるもの
・ 常位胎盤早期剥離 [2008-3-11]
概説 正常な位置にある胎盤が、妊娠の途中で、何らかの原因により、赤ちゃんが生まれる前に子宮壁から剥離する病気です。赤ちゃんへの酸素の供給が妨げられるため、生死にかかわる重大な事態が生じます。また出血が多いとお母さん自身も生命の危険にさらされます。それほど重大な病気ですが、残念ながらその原因はまだよく
・ 子宮復古不全 [2008-3-11]
概説 子宮復古現象とは、子宮体の収縮によって子宮筋線維や子宮壁の結合織が萎縮する結果、子宮底の下降や子宮頸の復古が起こることをいいます。この復古機転が、種々の原因により障害された状態を子宮復古不全と呼びます。 原因としては、胎盤片や卵膜の遺残(いざん)によることが最も多く、その他、胎盤ポリープ
・ 子宮肉腫 [2008-3-11]
概説 子宮は、内側から順に内膜、筋肉、漿膜(しょうまく)で構成されています。そのため、それぞれの組織から悪性腫瘍(しゅよう)が発生しえます。内膜から発生する悪性腫瘍は子宮内膜ガン(組織型は腺ガン)で、子宮体部の悪性腫瘍では最も頻度が高いものです。体部のガンなので「子宮体ガン」とも呼びます。一方、筋肉
・ 子宮脱、膀胱子宮脱 [2008-3-11]
概説 老化に伴い子宮の支持組織がゆるんで、子宮そのものが単独であるいは膀胱、直腸とともに下垂(かすい)し、膣口から脱出する疾患です。脱の程度が軽いものを子宮下垂、子宮全部が脱出した場合は全子宮脱、一部が脱出した場合は部分子宮脱といいます。多産婦、重労働の婦人に起こりやすい病気です。 症状 好発年
・ 子宮外妊娠 [2008-3-11]
概説 子宮外妊娠は、受精卵が正常な着床部位以外に着床発育した状態で、時には激烈な下腹痛および出血性ショック症状を呈する、産婦人科領域の代表的な救急医療を必要とする疾患です。妊卵の着床部位により、卵管妊娠、卵巣妊娠、腹腔妊娠、頸管妊娠など(図)に分類されています。発生頻度は全分娩数の約1%(100人に
・ 甲状腺疾患と妊娠 甲状腺機能亢進症と妊娠 [2008-3-11]
概説 妊娠に合併する甲状腺機能亢進症としては、甲状腺機能亢進症の代表的疾患であるバセドウ病のほかに、妊娠初期に生じる一過性の亢進症(gestational transient hyperthyroidism:GTH)があります。これは胎盤から分泌される絨毛(じゅうもう)性性腺刺激ホルモン(human
・ 卵巣嚢腫 [2008-3-11]
概説 卵巣は、人体のうちで最も様々な種類の腫瘍ができる臓器です。広い意味での卵巣嚢腫は、液体が卵巣内にたまった「貯留嚢胞(ちょりゅうのうほう)」と呼ばれるものと、「腫瘍(しゅよう:新生物)」に分けられますが、貯留嚢胞は、数カ月以内に自然に消えることが多く、本当の卵巣嚢腫ではありません。一方、腫瘍は、
・ 母子感染 [2008-3-11]
概説 母子感染の問題点としては、胎児に障害を起こしたり、キャリア児が後に発症したりガンとなったり、またキャリア児が感染源となることがあげられます。母子感染で問題となる主な病原微生物を表:母子感染で問題となる微生物に示します。 母子感染、すなわち垂直感染の経路は、[1]胎内感染、[2]分娩時感染
・ 不妊症 [2008-3-11]
概説 日本では、健常に性行為があって2年間妊娠しない場合を不妊症と定義しています。最近は不妊症の原因になりやすい病気も増加しており、10組に1組は不妊症といわれています。 一方で、不妊治療は年々確実に進歩しているので、少し前まで原因不明と片づけられていたものも原因が解明されてきていたり、体外受
・ 妊娠と腎臓(妊娠高血圧症候群および腎臓病の合併妊娠) [2008-3-11]
概説 妊娠すると母体は2つの生命を維持するため様々に変化します。しかしもともとある種の基礎疾患をもつ人ではこの変化に反応できず、母体や胎児に重篤(じゅうとく)な影響がでてくることがあります。こうした基礎疾患としては腎臓病?糖尿病?高血圧?甲状腺機能亢進症?膠原(こうげん)病などがあげられます。ここで
・ 乳腺症 [2008-3-11]
概説 乳腺症とは、卵巣ホルモンの変動に長年さらされた乳腺に生じた経年変化(老化)を総称したものです。病理組織学的には、乳腺間質の線維化(乳腺の退化)、部分的な乳腺の増殖という相反する2つの現象が観察されます。嚢胞(のうほう:乳腺の隙間に水がたまったもの)が同時に存在することも多く、嚢胞も乳腺症の一種
・ 乳腺炎 [2008-3-11]
概説 授乳中の乳腺に細菌感染(主にブドウ球菌)が起きて生じる急性乳腺炎と、乳汁が分泌されずに乳腺内にたまることによって起きるうっ滞性乳腺炎が大多数を占め、陥没乳頭(かんぼつにゅうとう:陥凹〈かんおう〉乳頭ともいう)に原因する慢性乳腺炎があります。 症状 急性乳腺炎は乳房が赤く腫れあがり、激しい痛
・ 乳ガン [2008-3-11]
概説 乳腺に生じる悪性腫瘍には乳ガンと肉腫(にくしゅ)がありますが、肉腫は極めてまれです。現在乳ガンは女性の悪性腫瘍では肺ガン、大腸ガン、胃ガンとならんで最も多いものとなりました。乳ガンの患者さんの平均年齢はおおよそ50歳前後ですが、30歳以上の女性なら乳ガンにかかる危険があると自覚しておく必要があ
概説 尿道から侵入した細菌が、尿道の奥にある前立腺に感染して起こる病気です。前立腺が炎症のために充血して腫れあがります。尿道からの細菌の侵入以外に、体の他の部位の感染症から、細菌が血流にのって前立腺に運ばれきて感染を起こすこともあります。高齢者に起こる前立腺肥大症とは異なり、思春期以降の男性になら年
・ 前立腺肥大症 [2008-3-11]
概説 一般的に男性は年をとってくると、若い頃に比べて尿が出にくくなります。その原因の中で最も多いのが、前立腺肥大症です。前立腺は膀胱のすぐ下にあるクルミぐらいの大きさの臓器で、精嚢(せいのう)と一緒に精液をつくる役目を果たしています。そして、この真ん中を通っているのが尿道です。年をとるにつれて、前立
・ 卵巣ガン(含む良性卵巣腫瘍) [2008-3-11]
概説 卵巣は体の中で、最も色々な種類の腫瘍が発生する臓器です。腫瘍は、その性状から卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ:中身が液体のみ)と充実性腫瘍(細胞が増殖して堅くなっている部分がある)に分類されます。嚢腫は基本的に良性です。漿液(しょうえき)性(中身がさらっとした液体)、ムチン性(中身が粘液)、子宮内膜
・ ポリープ状異型腺筋腫(APAM) [2008-3-11]
概説 この疾患は、日本で認知度が低いことが問題です。すなわち、病名さえ聞いたことがないという婦人科医が多いのです。最近、著者らが日本の学会で啓発しており、その存在が知られつつある段階です。2006年現在も、大病院で、多くは子宮体ガンと誤診されています。 認知度が低いことから、まれな疾患と多くの
・ 不育症 [2008-3-11]
概説 妊娠はするものの流産を繰り返す場合があり、3回以上続く時は習慣性流産といいます。 不育症はこうした習慣性流産も含め妊娠が満期に至るまでに流産、早死産を起こしてしまうことの総称です。定義的にはこうした事態が3回以上続いた時に不育症といいます。 不育症の原因としては、子宮の奇形、子宮頸
・ 妊娠高血圧症候群(旧妊娠中毒症) [2008-3-11]
概説 妊娠20週以降に起こる高血圧、タンパク尿を特徴とする病気です。原因は不明ですが、妊娠の5〜10%に出現し、いまなお母体死亡や周産期死亡の主要な原因の1つであることから、妊婦にとって重要な病気といえます。従来、妊娠中毒症と呼ばれていましたが、日本産科婦人科学会により、2005年4月より「妊娠高血
・ 前置胎盤 [2008-3-11]
概説 前置胎盤とは、胎盤の一部または大部分が子宮下部(子宮峡〈きょう〉)に付着し、内子宮口(ないしきゅうこう)に及ぶものをいいます。子宮口を覆う程度により次の3種類に分類されます(図)。 [1]全前置胎盤(placenta previa totalis):胎盤が内子宮口の全部を塞いでいるもの
・ 常位胎盤早期剥離 [2008-3-11]
概説 正常な位置にある胎盤が、妊娠の途中で、何らかの原因により、赤ちゃんが生まれる前に子宮壁から剥離する病気です。赤ちゃんへの酸素の供給が妨げられるため、生死にかかわる重大な事態が生じます。また出血が多いとお母さん自身も生命の危険にさらされます。それほど重大な病気ですが、残念ながらその原因はまだよく
・ 子宮復古不全 [2008-3-11]
概説 子宮復古現象とは、子宮体の収縮によって子宮筋線維や子宮壁の結合織が萎縮する結果、子宮底の下降や子宮頸の復古が起こることをいいます。この復古機転が、種々の原因により障害された状態を子宮復古不全と呼びます。 原因としては、胎盤片や卵膜の遺残(いざん)によることが最も多く、その他、胎盤ポリープ
・ 子宮肉腫 [2008-3-11]
概説 子宮は、内側から順に内膜、筋肉、漿膜(しょうまく)で構成されています。そのため、それぞれの組織から悪性腫瘍(しゅよう)が発生しえます。内膜から発生する悪性腫瘍は子宮内膜ガン(組織型は腺ガン)で、子宮体部の悪性腫瘍では最も頻度が高いものです。体部のガンなので「子宮体ガン」とも呼びます。一方、筋肉
・ 子宮脱、膀胱子宮脱 [2008-3-11]
概説 老化に伴い子宮の支持組織がゆるんで、子宮そのものが単独であるいは膀胱、直腸とともに下垂(かすい)し、膣口から脱出する疾患です。脱の程度が軽いものを子宮下垂、子宮全部が脱出した場合は全子宮脱、一部が脱出した場合は部分子宮脱といいます。多産婦、重労働の婦人に起こりやすい病気です。 症状 好発年
・ 子宮外妊娠 [2008-3-11]
概説 子宮外妊娠は、受精卵が正常な着床部位以外に着床発育した状態で、時には激烈な下腹痛および出血性ショック症状を呈する、産婦人科領域の代表的な救急医療を必要とする疾患です。妊卵の着床部位により、卵管妊娠、卵巣妊娠、腹腔妊娠、頸管妊娠など(図)に分類されています。発生頻度は全分娩数の約1%(100人に
・ 甲状腺疾患と妊娠 甲状腺機能亢進症と妊娠 [2008-3-11]
概説 妊娠に合併する甲状腺機能亢進症としては、甲状腺機能亢進症の代表的疾患であるバセドウ病のほかに、妊娠初期に生じる一過性の亢進症(gestational transient hyperthyroidism:GTH)があります。これは胎盤から分泌される絨毛(じゅうもう)性性腺刺激ホルモン(human
・ 卵巣嚢腫 [2008-3-11]
概説 卵巣は、人体のうちで最も様々な種類の腫瘍ができる臓器です。広い意味での卵巣嚢腫は、液体が卵巣内にたまった「貯留嚢胞(ちょりゅうのうほう)」と呼ばれるものと、「腫瘍(しゅよう:新生物)」に分けられますが、貯留嚢胞は、数カ月以内に自然に消えることが多く、本当の卵巣嚢腫ではありません。一方、腫瘍は、
・ 母子感染 [2008-3-11]
概説 母子感染の問題点としては、胎児に障害を起こしたり、キャリア児が後に発症したりガンとなったり、またキャリア児が感染源となることがあげられます。母子感染で問題となる主な病原微生物を表:母子感染で問題となる微生物に示します。 母子感染、すなわち垂直感染の経路は、[1]胎内感染、[2]分娩時感染
・ 不妊症 [2008-3-11]
概説 日本では、健常に性行為があって2年間妊娠しない場合を不妊症と定義しています。最近は不妊症の原因になりやすい病気も増加しており、10組に1組は不妊症といわれています。 一方で、不妊治療は年々確実に進歩しているので、少し前まで原因不明と片づけられていたものも原因が解明されてきていたり、体外受
・ 妊娠と腎臓(妊娠高血圧症候群および腎臓病の合併妊娠) [2008-3-11]
概説 妊娠すると母体は2つの生命を維持するため様々に変化します。しかしもともとある種の基礎疾患をもつ人ではこの変化に反応できず、母体や胎児に重篤(じゅうとく)な影響がでてくることがあります。こうした基礎疾患としては腎臓病?糖尿病?高血圧?甲状腺機能亢進症?膠原(こうげん)病などがあげられます。ここで
・ 乳腺症 [2008-3-11]
概説 乳腺症とは、卵巣ホルモンの変動に長年さらされた乳腺に生じた経年変化(老化)を総称したものです。病理組織学的には、乳腺間質の線維化(乳腺の退化)、部分的な乳腺の増殖という相反する2つの現象が観察されます。嚢胞(のうほう:乳腺の隙間に水がたまったもの)が同時に存在することも多く、嚢胞も乳腺症の一種
・ 乳腺炎 [2008-3-11]
概説 授乳中の乳腺に細菌感染(主にブドウ球菌)が起きて生じる急性乳腺炎と、乳汁が分泌されずに乳腺内にたまることによって起きるうっ滞性乳腺炎が大多数を占め、陥没乳頭(かんぼつにゅうとう:陥凹〈かんおう〉乳頭ともいう)に原因する慢性乳腺炎があります。 症状 急性乳腺炎は乳房が赤く腫れあがり、激しい痛
・ 乳ガン [2008-3-11]
概説 乳腺に生じる悪性腫瘍には乳ガンと肉腫(にくしゅ)がありますが、肉腫は極めてまれです。現在乳ガンは女性の悪性腫瘍では肺ガン、大腸ガン、胃ガンとならんで最も多いものとなりました。乳ガンの患者さんの平均年齢はおおよそ50歳前後ですが、30歳以上の女性なら乳ガンにかかる危険があると自覚しておく必要があ

