そのダイエットは、「体重減=脂肪減」になっていないか!?
2008-6-19/転載
痩せる=単純に体重が減ればOK! とは大間違いである!
そもそも私たちの体は、必要な栄養素を食べ物から摂り入れ、適度な脂肪を蓄えることで維持されている。しかし、この脂肪が厄介で、適度な量は必要なのだが、限度を越えると大きな問題を引き起こすのである。近年、流行の、メタボ。これもまた、脂肪が起す悪さのひとつだ。
ところで、皆さんはご自身の体脂肪をご存知だろうか。筆者は23%、もちろん適正範囲で抑えている。適正な体脂肪率は20〜30%である。これ以上となると、糖尿病、高血圧、脂質異常症の発症リスクが高まるのだ。
「超えているかも!? 」と思ったら、ダイエット!
飲まない?食べないダイエット、炭水化物を一切摂らないダイエット、とにかく色々試してもやっと減るのはせいぜい1〜2kg。それなのに悪夢のリバウンドで3kg増では、意味無いじゃん! そんな経験がある方は、よくよく考えてみて欲しい。そのダイエットはきっちりと脂肪を減らすダイエットなのか!?
脂肪を燃やすためには、脂肪を消費する有酸素運動が必要である。有酸素運動とは、酸素を消費しながら筋収縮のエネルギーを発生させ、体内の糖質や脂肪が酸素と共に消費される運動を指す。主な有酸素運動には、歩く、エアロビクス、軽いジョギングなどがあげられる。ちなみに無酸素運動とは、酸素を消費しない方法で筋収縮のエネルギーを発生させる運動をいう。筋肉トレーニングなどはこれにあたる。
また、脂肪を燃やす食事のポイントは、たんぱく質や食物繊維の補給、脂質や糖質の制限だ。体組織を組成するたんぱく質が不足すれば、代謝が進まない。これに対して脂質、糖質はしっかり制限する必要がある。特に脂質は1g当たりのカロリーが高い(1g当たり9kcal)。揚げ物、肉類などは脂質が多くカロリー過剰になりやすいから要注意である。その他、菓子類−特にスナック類にも脂質や糖質が多く含まれているのでご用心! ご飯やイモ類、麺類、パン類などの炭水化物も食べ過ぎれば体内で糖質となる可能性があるので、注意が必要である。
体脂肪を減らすためには、すでに蓄えている体脂肪を燃やす有酸素運動と、体に蓄積しない食べ方として、食物繊維をしっかり補い脂質を控える食事が理想的。単純に食べ物を制限しただけのダイエットで減っているのは、水分と筋肉が減っているという可能性も少なくない。
運動と食事の二極面からのアプローチがあって、脂肪は減少する。しっかり歩く、毎食野菜を食べて肉類は頻度や量を少なく、ご飯はほどほどに。そして菓子類スナック類は控えるというのが理想的な生活習慣であり、脱メタボへの近道なのである。
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