わが国で最初にスギ花粉症が確認されたのは、一九六三年、日光市においてでしたが、世界的には百六十年前、イギリスでイネ科の花粉症が報告されています。花粉症の原因となる植物は、四十種以上にのぽりますが、花粉症の世界的分布をみますと、文明国ほどひどく、現在もなお増加中であることがわかります。いいかえれば、花粉症は、花粉量よりも大気汚染のはなはだしい地域の方が発生率は高く、また高カロリー?高脂肪の食生活をしている人ほど、なりやすいのです。
長ネギの白茎部に、紫蘇の葉、ニンニク、生姜を適当量混ぜた薄味のスープに、葛を薄く溶かしたものを一日二〜三回のむと、体は温まり、鼻づまりやくしゃみによく効きます。ただし、眼が充血しやすい人は、ニンニク、生姜は少なめにしてください。
●お坊さんの生活を真似てみましょう
比叡山は高野山のように、スギが多い山に住むお坊さん達には、花粉症はほとんどみられません。排気ガスを少なくすることは個人の力ではなかなか難しいですから、食事を低脂肪かつ低カロリーにして、よく運動しましょう。
●菜食を中心に、温かいものを食べましょう
砂糖類はもちろんですが、チョコレート、ココア、唐辛子、カレーなどの、刺激物も避けましょう。最近、一部のマスコミで、チョコレートやココアが健康によいと話題になりましたが、花粉症やアトピー体質の人には、好ましくありません。
●寒い時はスカーフなどで首を保護し、背中に使いすてカイロを貼りましょう
上背部と首筋が冷えると、鼻づまりやくしゃみが出やすくなりますから、しっかりと予防しましょう。
●乾布まさつを行いましょう
朝と寝る前に、五分間。十日目くらいから、症状が軽くなってきます。
●この時期は水泳を避けましょう
プールの塩素が、目や粘膜を刺激し、充血しやすくなります。












