冷房病
2008-6-2/転載
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人間が急激な温度変化にすみやかに対応できるのは、五度以内です。それ以上の変化をたびたび受けていると、だんだん体温調節機構がくるってきて、対応ができなくなります。また、冷房のきいた部屋に長時間いたり、冷房の風が当たる体の位置によっても、いろいろな病気をひき起こします。たとえば、冷房の冷たい風を頭?首?肩?上背部に受けると、頭痛?肩こり?風邪をひき起こしやすくなります。また、鼻の弱い人は鼻炎に、呼吸器の弱い人は喘息になりやすくなります。腰に冷房の風を受けると、腰痛?神経痛?膀胱炎?生理不順の原因となります。上腹部を冷やすと胃痛?腹痛を、下腹部を冷やすと生理痛?膀胱炎?下痢?腹痛を、そして腰以下の下半身を冷やすと坐骨神経痛?こむらがえり?足のだるさ?不眠症をひき起こしやすくなります。

冷房の強い職場にいる人の食事は、是非とも温かいものを摂って、体内から体を守ることが大切です。漢方の古典「金匱要略」の中には、当帰生姜羊肉湯という、冷え症の人や強い冷えが原因となって起こった病気に用いる、いわば薬膳の元祖のようなスープ処方が載っています。
冷房対策には、肉なら羊か牛を、そして生姜、唐辛子、クローブ(丁香)など、体を温めるスパイスを多く用いたスープを常食するとよいでしょう。

●夏場の冷房の季節には、必ずカーディガンか、大きめのスカーフ一枚を用意しましょう
冷房のきいた劇場やレストランでは、途中で中座することがなかなかできにくいので、その人の弱い部分が、徹底的に被害を受けます。その時、一枚のスカーフがどんなに、役立つことか。出かける時には忘れずに。

●寝る前はシャワーでなく、必す入浴をしましましょう
シャワーでは、体の汗や汚れは落とせても、体を温めることはできません。湯につかることによって、冷房の中でとどこおった血行を回復させるので頁ですから、入浴後はゆかたなどでしっかりと汗をとり、その後の扇風機やクーラーは避けましょう。さらに、薬湯にすると湯ざめしにくく、一層効果的。

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